観光情報学会 第28回研究発表会 開催案内
観光情報学会では,年に2回のペースで研究発表会を開催しています.第28回は福井県福井市で開催致します.北陸新幹線が2024年3月に福井県敦賀まで延伸しました.昨年の福井県内の観光入込客数が前年比17.6%増となり過去最高を記録しています.しかし,県立恐竜博物館や永平寺などを中心に観光客で賑わう一方,宿泊客は伸び悩み課題となっています.今回の研究会においても,観光情報学の領域のみならず,工学,情報学,サービス工学からのアプローチ等,研究シーズ,ニーズ分析,研究展開に対する提案型まで,観光情報に関わる幅広い分野を対象とした研究発表を募集いたします.
日時:
2025年10月18日(土)
場所:
福井市地域交流プラザ(AOSSA)6階(〒910-0858 福井県福井市手寄1丁目4−1)
アクセス:http://www.aossa.jp/
形式:
対面
スケジュール:
発表申込締め切り 9月12日(金)※
原稿締め切り 9月26日(金)
聴講参加申込締め切り 10月10日(金)
※ 日程の都合上,最大発表可能数を上回った場合,締め切らせていただく場合がありますので,
早めの発表申込をお願いします.
予稿集について:
冊子を印刷の上,お渡し致します.なお,発表会当日は電子版の予稿集も用意いたします.
・講演申込費 8千円
・聴講参加費 一般 5千円(予稿集あり),学生(予稿集あり) 1千円,学生(予稿集なし)無料
発表申し込み:
・申し込みフォーム(終了しました)
聴講参加申し込み:
参加費の支払い方法について:
・当日,会場にてお支払いください.
発表原稿:
・カメラレディ原稿:A4 2段組2〜4ページ
・原稿の作成には以下の原稿フォーマット(Word ドキュメント)を使用してください.
・原稿は以下のフォームから提出してください.
原稿アップロードフォーム(受付終了)
・著作権
研究会予稿集に掲載されるすべての原稿の著作権(複製、翻訳、翻案、電子的形体での利用等の
すべてを含む包括的な著作権)は、本会に帰属します。
研究会予稿集は開催日に、Web等電子的媒体での発行をします。
なお、執筆にあたっては、他の著作物を、その著作権者に無断で転載することのないよう、
十分ご留意下さい。
表彰:
・ 優れた発表者には,大会優秀賞,大会奨励賞が授与されます.ただし,事前に観光情報学会の会員もしくは
入会手続きが為されていることが条件となります.学会への入会は,入会案内と表彰規定をご覧ください.
※ 現在非会員であっても,これから入会手続きを行ない,入会手続き時に指定される入金が研究発表会の
開催日の3日前までに確認された方は「会員扱い」となり,表彰対象となります.
推薦論文:
・発表の中で優秀なものは学会誌の論文に推薦されます(推薦された論文は査読を経て採録・不採録が
判定されます).
プログラム:
9:20 受付開始
10:10 開会のあいさつ(実行委員長)
601A室
10:20-11:40 第1-Aセッション 座長 杉山岳弘(静岡大学)
10:20-10:40 齊藤輝,伊藤恵:テキストと画像情報を活用した観光地検索システムの改良と再評価
10:40-11:00 木村安寿,伊藤恵:クチコミと画像情報の比較による認知度の低い観光スポット発見手法の提案
11:00-11:20 足立錬,村上嘉代子,山崎敦子,Adilin Anuardi,劉偉:高齢者向け360度バーチャル観光動画の活用に向けたVR酔いの軽減効果の検証
11:20:11:40 髙松美香,仲宗根朗,山本吉伸:スタンプラリーのドロップ率を低減する 寄与要因の議論に向けて
会議室501
10:20-11:40 第1-Bセッション 座長 奥野拓(はこだて未来大学)
10:20-10:40 岡川梨華,浦田真由,遠藤守:白川郷を訪れる外国人観光客の行動と意識に関する調査
10:40-11:00 辺明秀,屠芸豪,浦田真由,遠藤守:白川郷駐車場における車両ナンバー認識を活用した観光客動態の可視化と分析
11:00-11:20 堀涼,浦田真由,遠藤守:オーバーツーリズム対策にむけたETC2.0速度データの渋滞分析
11:20:11:40 外村奏太,堀涼,浦田真由,遠藤守:観光まちづくりに向けた地域高校生による地産データ分析の実践-イベント開催に伴う人流変動の評価-
11:40-13:00 お昼休憩
601A室
13:00-14:20 第2-Aセッション 座長 村上嘉代子(芝浦工業大学)
13:00-13:20 加藤由希子,原辰徳,太田順:都市空間の利用区分及び容積率に基づいた観光密度の補正方法
13:20-13:40 奥田隆明,楊志尊:福井県における観光消費の要因分解 ~テンソル形式の観光流動データを用いて~
13:40-14:00 南谷妃花,杉山岳弘:観光地に適したフォントに関する調査 -京都・横浜・名古屋・浜松・福井・岐阜羽島-
14:00-14:20 元治優太,二口聡,大薮多可志,南保英孝:ゲーミフィケーションを活用した観光アプリの開発と山中温泉への活用
会議室501
13:00-14:20 第2-Bセッション 座長 吉村元秀(長崎県立大学)
13:00-13:20 澤田幸輝,尾久土正己,米澤樹,田嶋裕治,加藤翔:照明環境の変化による夜空の明るさへの影響に関する一考察:奄美与論島を事例とした分析
13:20-13:40 鈴木祥平,江﨑貴昭:特異的な宿泊価格を示す地域の抽出
13:40-14:00 鍋田真一,上田賢太朗,杉山岳弘,渡邉志,湯瀬裕昭:浜松市観光インフォメーションセンター問い合わせデータの生成AIを用いた再分析と従来手法による分析との比較
14:00-14:20 倉田陽平:多数の非集計行動ログから特異的観光行動ログを自動抽出する試み
14:20-14:30 休憩
601A室
14:30-16:10 第3-Aセッション 座長 座長 原辰徳(東京大学)
14:30-14:50 瀧井厚征,井奥光音,柴田真生,大城伶斗,白井靖人,杉山岳弘:観光新名物開発におけるアイデアソンの活用―浜名湖舘山寺温泉における事例研究―
14:50-15:10 大須賀雅也,奥野拓:料理の味とご当地性に着目した穴場飲食店の推薦
15:10-15:30 生越莉乃,目片悠貴,片桐英樹:イベント開催が来訪者の外部流入と地域内回遊に与える影響 ―横浜・横須賀市のイベントにおける人流データを用いた分析―
15:30-15:50 稲田凌佑,Axel Sulmont,村上嘉代子,藤田進太郎,藤田楓:口コミと人流データを活用した御殿場市観光客の行動分析と課題の明確化
15:50-16:10 古明地颯天,奥野拓:身体活動の強度に基づく疲労度推定を用いた観光スケジューリングシステムの開発
会議室501
14:30-16:10 第3-Bセッション 座長 斎藤 一(北海道情報大学)
14:30-14:50 相尚寿:観光情報配信の適時を判別するための効果的な教師データ抽出に向けた一考察
14:50-15:10 伴浩美,大薮多可志:口コミにみるハワイ観光旅行の評価
15:10-15:30 Aye Nyeint Ko,大野麻子,李昌訓,谷伊織,熊本悦子:混雑状況下におけるSNSコメントを対象とした感情分析
15:30-15:50 目次彩恵,高山毅:次の観光の促進を目指した、観光のライフログの作成方式
15:50-16:10 吉村元秀,川下太陽,若岡凜:360度カメラを用いた観光体験動画の在り方について
601A室
16:20-17:20 第4-Aセッション 座長 沢田史子(北陸学院大学)
16:20-16:40 大井田かおり:1970年大阪万博をめぐる携帯型バーチャル観光ツール
16:40-17:00 森田聡,大藪多可志,南保英孝,二口聡:インバウンドに対する日本の農業の重要性
17:00-17:20 斎藤一,三浦蓮,長尾光悦,小野良太:スキーオリエンテーリングにおける SNS 分析と動画制作の試み
発表時間19分(発表15分+質疑応答4分)+入替時間1分 計20分
その他:
共催:かが・のと観光情報学研究会
予稿集:
観光情報学会第28回研究発表会講演論文集(準備中)
組織:
実行委員長
沢田 史子(北陸学院大学)
実行委員
長尾光悦 (北海道情報大学)
村上嘉代子 (芝浦工業大学)
二口 聡 (金沢星稜大学)
斎藤 一 (北海道情報大学)
伴 浩美 (長岡大学)
プログラム委員長
山本雅人 (北海道大学)
プログラム委員
杉澤愛美 (北海道情報大学)
小野良太 (北海道情報大学)
鈴木昭二 (はこだて未来大学)
杉山岳弘 (静岡大学)