情報処理学会デジタルプラクティスについて

観光情報学会 松原会長より,以下のアナウンスがありました。是非,論文投稿をご検討ください。


情報処理学会にデジタルプラクティスという会誌があります。従来の論文の評価基準にうまく乗らないような現場での実践を重視したものです。この会誌に以下の通り観光情報学の特集が組まれることになりました。私が
エディタを担当しています。

http://www.ipsj.or.jp/dp/cfp/dp0304s.html

ぜひ論文投稿をご検討いただけるとさいわいです。締め切りは3月5日と なっています。

松原 仁(公立はこだて未来大学)


(以下は,情報処理学会Webより転載しております。詳しくは上記URLでご 確認ください。)

情報が観光を創る・磨く・鍛える(仮)」特集への論文投稿のご案内

情報処理学会デジタルプラクティス編集委員会

 観光を支える様々な産業やサービスに情報技術を効果的に活用した事例につい ての論文を募集します.

 「観光」については諸処いろいろな定義がありますが,ここでは仮に「日常生 活を離れて様々な体験を楽しむこと全て」と定義します.観光は我々の生活に深 く根ざしたものです.時には観光客として知らない土地を訪れ,現地の人々のも てなしやサービスを受け,見物し,宿泊し,楽しんで家に帰ります.長距離の移 動をしなくても,休日になれば町に出かけて買い物したり,いろんな楽しみに興 じたりします.自分の住んでいる町にやってくる友人や親戚を迎え入れ,案内 し,一緒に食事を食べてお酒を飲むこともあります.シーンやシチュエーション は様々ですが,ちょっと意識してみると我々の生活の中で観光に関する「こと」 や「もの」は多数あることに気づきます.また,それら観光を支える産業も多岐 にわたっており,数多くの人々が観光に関連した仕事に従事しています.観光都 市を標榜している市町村も数多くあります.そのような点に目を向けると,観光 そのものの歴史や文化的側面だけではなく,観光を支える様々な産業やサービス のあり方を研究することは人間生活のあらゆる側面を研究することに通じ,情報 処理の分野にとっても重要な研究テーマであると認識していただけるでしょう.

 そのような背景から2003年に観光を情報処理の側面からとらえた観光情報学会 が設立され,以降様々な活動を展開してきました.これより観光を対象とする情 報処理の研究成果も増えてきましたが,観光の研究では従来の研究方法論である 仮説を立ててそれを検証するという作業が難しいと言われています.観光に関す る新しい「こと」や「もの」を導入しても,導入した時としない時を統制した形 で比較評価することができないためです(その導入が本格的であってもなくて も).そこで観光の研究では,観光を支える様々な産業やサービスにおける情報 処理技術の実践から得られた知見を論文の形にまとめることが重要な研究成果発 表手段になると思われます.実践してみて初めて分かったこと,実践からしか得 られない貴重な知見を社会のノウハウとして共有していくことを本特集の目的と 致します.また,従来の研究方法論のような比較評価を採録の必要条件とは致し ません.

 以下に関連するキーワードを列挙しますが,これらに限定されるものではあり ません.皆様からの多くの投稿をお待ちしております.

関連キーワード

観光案内、人材育成、GIS, ユビキタス、モバイル、AR, ナビゲーション、デジ タルサイネージ風評被害、外国人対応、観光ログ、マーケッティング、クレーム 対応、観光案内板、推薦、観光コンテンツ、観光資源開発、情報発信

投稿要領

(1) 論文の執筆要領 論文執筆にあたっては, 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿執筆案内 をご一読のうえ, 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿テンプレートに よりご投稿ください.原稿は電子メールでデジタルプラクティス担当 (editdp"at"ipsj.or.jp)宛てにSubjectに特集名を記載して送信してください.

(2) 投稿締切:2012年3月5日(月)17:00

(3) 掲載特集号:2012 年10月号(Vol.3 No.4)

(4) 特集エディタ:松原 仁(公立はこだて未来大学)

 

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